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サルコイドーシスとは

サルコイドーシスは原因不明の多くの臓器に発症する疾患です。
この病気は、全身のいろいろな臓器(頻度が高いのは両側肺門リンパ節、肺、眼、皮膚、唾液腺、心臓、神経、筋肉など)に、結核によく似た病巣を作ります。
一般にそのような病巣は「非乾酪性類上皮細胞肉芽腫」と呼ばれています。
罹患部位から採取された組織標本に「非乾酪性類上皮細胞肉芽腫」が存在すれば確実となりますが、しかし前述のように、現在までその原因は明確にされていません。
サルコイドーシスの本体は、感染症ではなく個体のもつ異常な免疫反応と推定されます。
もちろん悪性新生物でもありません。

認められる症状は罹患する臓器によります。
目のかすみ、
視力低下、
咳、
呼吸苦、
色々な皮膚の発疹、
不整脈など、
肉芽腫が出来た臓器の障害として出現します。
しかし一定の病変の拡大が認められる前は多くは無症状で、患者さんの約40%は気付かない人がおられます。
住民検診や職場検診は今でも重要です。

節性紅斑を伴う急性発症例や無症状の両側肺門リンパ節腫脹の例は、通常は自然経過で消退することが多いのですが、潜行性発病例、特に多臓器に肺外病変のある例は慢性に進行することが多く、肺やその他の臓器の線維化に進展することがあります。

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