- 2010-04-20 (火) 17:22
- 用語集
甲状腺という部分がのどぼとけの下にあって、蝶々が羽を広げた形をしています。ここでヨードを取り込んで甲状腺ホルモンが作られています。このホルモン は、心臓や肝臓、腎臓、脳など体のいろいろな臓器に働いて、身体の新陳代謝を調節するのに大切な働きをしています。バセドウ病という病名をお聞きになった 方もあるかも知れません。この病気は甲状腺ホルモンが多すぎる病気(甲状腺機能亢進症)で、暑がりになり、動悸が激しくなったり汗かきになります。逆にこ のホルモンが少なくなると、寒がりになり、脈拍は少なく、汗が減って皮膚が乾燥してきます(甲状腺機能低下症)。甲状腺ホルモンは発育にとっても大変大切 で、出産を経験された方は新生児の甲状腺機能低下症を早期に見つけるための乾燥濾紙血液で行うスクリーニング検査をご記憶かもしれません。このように甲状 腺ホルモンはとても大切で、多すぎても少なすぎても問題がおこるため、その血液中の濃度は頭の中にある脳下垂体というところで自動的に管理調節されていま す。これからお話する甲状腺ホルモン不応症というのは、甲状腺ホルモンは体の中にたくさんあるのに、奇妙なことにホルモンの働きが鈍くなる病気です。
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