- 2010-12-28 (火) 14:24
- 有名人と病気
アン・ルイスは、ハーフのモデルのような彫の深い顔立ちと天性の明るい性格のような印象のある歌手です。
パンチのある歌声でロック歌手としての歌唱力も評価されていますし、そのオリジナルの楽曲は他の歌手に多くカバーされている、日本のポピュラー音楽界に影響力もある女性歌手でもあります。
現在では、ファッションやペットグッズなどのデザイン、プロデュースも手がけている幅広い才能をもった女性タレントでもあります。
そのような幸福な芸能人にも視えたアン・ルイスさんも、芸能活動を中断していた時期があり、記者会見の席上で自ら「パニック症候群」であることを打ち明けています。
また、もともと自身では歌手としてソフトな声質でバラードに向いていたと思っていたけれども、無理にロック調なナンバーを歌うことで喉を酷使して声を潰してしまったとも告白していて、芸能界での精神的な悩みが多くあったことが推測されます。
しばらくは療養で父親の母国アメリカに在住していましたが、近年にまた音楽活動を再開させています。
アン・ルイスさんが告白した、パニック障害とは、強い不安感を主な症状とする精神疾患のひとつです。
従来、不安神経症と呼ばれていた疾患の一部で、最近は心の病と考えるより、脳機能障害として扱われるようになっています。
定型的なパニック障害は、突然生じる「パニック発作」によって始まります。
続いてその発作が再発するのではないかと恐れる「予期不安」と、それに伴う症状の慢性化が生じます。
さらに長期化するにつれて、症状が生じた時に逃れられない場面を回避して、生活範囲を限定する「広場恐怖症」が生じてくるのです。
パニック障害患者は、日常生活にストレスを溜め込みやすい環境で暮らしていることが多く、発作は、満員電車などの人が混雑している閉鎖的な狭い空間、車道や広場などを歩行中に突然、強いストレスを覚え、動悸、息切れ、めまいなどの自律神経症状と空間認知による強烈な不安感に襲われます。
症状や度合は、患者によって様々で軽度と重度症状があります。
ライブで激しく唄うパフォーマンスをみせるロック歌手が、このような障害を持つことは意外なように感じますが、著名な芸能人の外見では測りしえないストレスがあるということでしょう。
現代の科学的な先端医療技術では解明できない病が存在しているのです。
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